子猫を拾ったらその1の続きです
哺乳について
生後3~4週、体重およそ400~500gほど、歯が生え始めているかがおおよその離乳時期の目安となります。
週齢がよくわからなければ体重をまずは測定してみましょう。
子猫用ミルクの用意

400g以下で歯もはえていない場合は子猫用のミルクが市販されているので、ホームセンターやペットショップ、動物病院などで入手しましょう。
同時に哺乳瓶か注射器、スポイトなどミルクを飲ませる道具も用意しましょう。
夜間などで子猫用のミルクがすぐに手に入らない場合は人間用の粉ミルクや牛乳を通常の2倍程度に水で薄めて一晩だけ代用して下さい。
ずっと飲ませると下痢をするので、あくまで代用品として扱ってください。
ミルクの飲ませ方
用意した粉ミルクを人肌ほどの温度に調整したら準備完了です。
飲ませる量は基本的に子猫が満足するまで与えて下さい。
飲ませる間隔は
- 生後1週…2~3時間ごと
- 生後2週…3~4時間ごと
- 生後3週…4~6時間ごと
- 生後4週…6~8時間ごと
がおおよその目安になります。
また、飲ませる姿勢はひっくり返したりせずに腹ばいで飲ませましょう。
https://www.youtube.com/watch?v=XhHSWztukbM
こちらの動画が参考にして下さい。
しっかり飲みきったらひっくり返してお尻の辺りをティッシュやガーゼでトントン刺激して排泄を促します
子猫は自力で排泄することが難しいので、忘れず行ってください。
https://www.youtube.com/watch?v=L4SAkun7xQQ
こちらの動画を参考にして下さい。
ミルクを飲まない場合
子猫がミルクを飲まない場合はいくつか原因はいくつか考えられます
- 何らかの病気・体調不良のため
- 哺乳器具が合わず、うまく吸えない
- ミルクの温度が熱すぎる、冷たすぎる
- まだお腹いっぱいだから
などなど
指吸(人差し指を子猫の口の中に入れると指を力強く吸う様子)がしっかりあれば原因は2か3のことが多いです。その場合は哺乳の仕方を見直してください。
指吸の力が弱い・吸わない場合は1か4です。前回の哺乳から十分な時間が経っている場合は急いで動物病院に連れて行って相談してください。
指吸の参考動画はこちらです
https://www.youtube.com/watch?v=XW81fZvRFv8
長くなりそうなので離乳食はまた次回の記事で紹介します。
