往診車設備の紹介①の続きです。
酸素濃縮器

空気中の酸素を濃縮して麻酔器に繋げたり、酸素室を作製したりできる装置です。
少しサイズは大きいですがなんとか車に載ってくれました。

肺水腫や肺炎、熱中症など循環器・呼吸器系の救急時に役に立ちます。
飼い主様のご自宅で救急時にも簡易的な酸素室をすぐに用意できます。
鳥などのエキゾチックアニマルにも酸素室は使われます。
自動輸液ポンプ

静脈点滴などを行う際に輸液量を設定すると自動で滴下量を調整してくれる装置です。
病院に泊まりこんでいる時にはよくこいつらのアラームで目を覚ましました。
ベビースケール

20kgまで測定できる体重計です。
日本全薬工業(ZENOAQ)さんより開業のお祝いに頂きました。
実はこれよりちょっといいやつを既に買ってたのですが、せっかく頂いたので使わせて貰っています。
膵炎用治療薬ブレンダZと猫用寄生虫対策薬ブロードラインが最近のイチ押しのようです。
薬・検査・処置備品など

薬や検査・処置備品を積めるだけ積んでいます。
なんとか必要なものは載りきってくれました。
検眼・耳鏡

眼にライトを当てたり、耳の中を観察するのに使います。
往診バッグの中にいます。
その他
紹介したものの他にも色々な機材が載っています。
また、電話での症状に合わせてネブライザーや麻酔器などを何とか載せて飼い主様のお宅へ伺います。
軽自動車の割には頑張って色々と載ってくれたのでN-VANはすごいですね。
